チェキと深夜酒類提供飲食店ガールズバーやコンカフェの深夜営業は接待行為が禁止されていますおんわ行政書士事務所

こんにちは！福岡市のおんわ行政書士事務所です。

Yahooニュースで山陰放送『アイドルの「チェキ会」ピンチ　フィルム品薄・品切れ相次ぐ…「チェキ不足」深刻』というインターネット記事を読みました。記事はこちら⇒

チェキって、私が若いころから人気がありましたが、スマホで簡単に撮影できちゃうこの時代にも、フィルムが品薄になるほど人気なのですね！手軽に撮影印刷出来て、かたちに残るのが良いのでしょうか。ポラロイドのあのざらっとした粗めの画素感も、おしゃれでいいですよね♪

さて、今回は『チェキと深夜酒類提供飲食店』について少し書きたいと思います。

以前、深夜酒類提供飲食店の届出代行のご依頼をいただき、
書類一式を警察署の生活安全課へ提出、「必要書類は何度も確認済み、図面も問題なし、完璧だ！」と鼻息荒く、署員さんがチェックしてくださっているのを待っていると、

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署員さんが『あの～、このチェキ会っていうのは、どういう感じでされますか？』と。
＼

つまり、署員さんは、『チェキ撮影が、風営法の「接待」に該当していないかどうか』の確認をなさっているのですね。
届出代行させていただいたお店はコンカフェで、キャストの方とのチェキ撮影料金がメニュー表に載っていました。

深夜酒類提供飲食店は接待行為を行うことが出来ませんので、当該コンカフェも、接待は行わないことの確認が出来ていますし、誓約書も提出しています。

ここで＼接待行為／とはなんぞや？ということなのですが、

風営法では「歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすこと」と定義されており、「特定少数の客」と「継続的に」、物理的に接触したり、遊興したりする場合は接待に該当します。接待行為を出来るのは、風俗営業法の１号許可（キャバクラやホストクラブ等社交飲食店）のみです。

私は当該コンカフェのチェキ会は、記念撮影的な目的であり、時間的にも通常の写真撮影と同様に数秒から長くて数分間、身体的な特別な接触はお客様に許していない旨説明しました。

さらに、このお店は、メニュー表にお客様への禁止行為等注意書きを記載していましたので、署員さんも「では、くれぐれも接待行為をしないようにご注意くださいね」ということで、無事届出が受理されました。

しかし、風俗営業許可や届出に関する基準は、警察署や地域、担当署員により異なります。
上記の説明で届出を受理しない警察署もあるかもしれませんので、チェキ撮影を行う予定のコンカフェやガールズバー、スナック等はご注意くださいね！

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